吃音者の持つ子供を育てる母親から聞いた話

下の子のどもりが始まったのは三歳半前後からです。
下の子はもともとおしゃべりが同じぐらいのお友達より遅く、心配はしていましたが、上の子と遊んでいたり、幼稚園に通っていたりするので深刻には悩んでいませんでした。

そして、ようやくおしゃべりが上の子の小学生レベルに近づいてきたな…と思っていた時、急に始まりました。
まず、会話が出る前に「あ、あ、あ、あのね」などの様に最初の文字が重なって出てくる様になりました。
何度も同じ言葉で詰まり、ひゃっくりをした様に呼吸が出来ず、そのうちに話す会話を忘れ…というのが何ヶ月も続きました。
掛かりつけの小児科医に相談もしましたが、とにかくゆっくり会話を聞き、待つ事が大事。そしてどもりを指摘しない事を言われました。
どもりが酷かった子供を持つ友人にも話しを聞きましたが、時期がくれば治るよ、と言われ、どもりに特効薬はない事が分かり、あまり深刻に考えず、時期を待つことにしました。
どもりの間、大変だったのは幼稚園での会話の時に、お友達とスムーズにやり取りを出来なかった事、本人が思った事をうまく伝えられずキーキーしてしまった事でした。

その時が親としても一番辛く、なだめる事しか出来ないのが見てていたたまれない状況でした。
子供のどもりは6歳ぐらいまで続きましたが、ピーク時が過ぎたら徐々に少なくなったり、日によって調子の良い時や悪い時などがあったり…とありました。
今7歳になりましたが、完璧になくなりおしゃべりが大好きで毎日学校の様子を教えてくれます。

どもりがなっている最中は親と子も辛いですが、時期がくればなくなりますので無理せず生活出来ればと思います。